Adobe CS6 がまだ使える! Windows 11 のパソコンにインストールした話

2025年1月の新春セールでドスパラのクリエイター向けPCを購入しました。

過去にWindows用のAdobe CSシリーズを購入してずっと使っていたので、デザインもどきなことはしていてもMacではなく迷わずWindowsを購入です。しかし、CS6はライセンス認証のサポートが切れるという話を聞いていたので、インストールできるかどうかは、やってみないとわからないところでした。
結果的にセキュリティゆるゆるながら、インストールできたので、備忘録として記しておきます。
注:試してみたい方は、あくまで自己責任でお願いします。なんの責任も持てませんので、悪しからず。
目次
BitLockerに行く手を阻まれる
今回、ドスパラのWindows11のノートPCを購入しましたが、もう1台持っているHPのデスクトップPCもWindows11です。こちらは1年半ほど前に購入し、Adobe CS6はインストール済みです。Windowsの設定のコア分離にあるメモリ整合性のチェックをオフにしてインストールしました。

セキュリティを落とさずに済むなら、それに越したことはないので、新しく買ったノートPCには、メモリ整合性をオフにする前にAdobe CS6をインストールしてみました。すると、インストールはできましたが、ドライバーが弾かれてしまったようです。画像参照。

うまく行くとは思っていなかったので、新しく買ったノートPCにも同じようにメモリ整合性をオフにしてCS6をインストールすることにしました。しかし、メモリ整合性をオフにして再起動をかけるとBitLockerに回復キーを求められ先に進めません。回復キーを入れてみても、また回復キーを求められるという無限ループ。いったいどうしたらいいのでしょう…
※ちなみに回復キーはMicrosoftアカウントの管理ページで確認できます。
この状況をSNSでつぶやいていたら、BitLockerを無効にすればいいのでは?というアドバイスをいただきました。
メモリ整合性をオフにして、BitLockerまでもオフにする。。セキュリティに詳しいわけではないので、2つもオフにするのは余計に不安になります。
もうCS6のインストールは諦めて、Adobe CCで頑張ろうかなという気持ちにもなってきました。
HPのデスクトップPCには、BitLockerの機能がないことに気付く
なんでデスクトップPCは、メモリ整合性をオフにしただけでCS6がインストールできたんだろ?と思い、デスクトップPCの設定を確認してみました。
あれ? BitLockerの項目がありません。
おかしいなと思い、BitLockerについて調べてみました。どうやらグレード高めなPCにしか備わっていない機能のようです。
デスクトップPCにはBitLockerの機能がなかったので、簡単にインストールできたことがわかりました。
じゃ、ノートPCのBitLockerをオフにしても、それほどの問題ではないのでは?と思うに至りました。

ということで、ドスパラのノートPCのBitLocker(デバイスの暗号化)をオフにしてからメモリ整合性もオフにしてみました。予想通り、再起動しても回復キーを求められず、Windowsが起動しました。
Adobe CS6 のインストール開始
ようやくCS6をインストールできそうな環境が整ったので、いざインストールです。
完全に全てのインストールがうまくいったわけではないようですが、インストールはできました。で、再起動してみたのですが、Windowsが起動しません…
SNSで力を貸してくれた方が、ドライバーの"PxHlpa64"と"pxhlpa64"を削除すればWindowsが起動するはず、と教えてくれていたので、それを削除していないせいかな?と思い、PCを初期化して、後日、CS6を再インストールしてみることにしました。
なぜか Adobe CS6 がインストールできました
前日と同じ方法で、オウム返しになりますが、BitLockerをオフにしてから、メモリ整合性もオフにして、CS6をインストールしてみました。再起動をかける前に、インストールされてしまっているはずのドライバー"PxHlpa64"と"pxhlpa64"を探し、削除しようと試みました。
しかし、ここでも問題が。"PxHlpa64"も"pxhlpa64"もありません。インストールされていませんでした。
もう詰んだ、と思いました。どうせWindowsは起動しないと思いました。これからAdobe CCのサブスクに課金していくことを覚悟しました。
で、一応再起動。
Windowsが起動したではありませんか😮
前日は、なぜWindowsが起動しなかったのでしょう。。私のPCの知識レベルでは知る由もありません。
一部、Acrobatのインストールに失敗していましたが、それは再インストールで直りました。
ライセンス認証も心配していたのですが、まだサポートされていました。認証されてAdobe CS6が使えるようになりました。
まとめ
ここまでが、実際に行ってみたWindows11にAdobe CS6をインストールした話です。
できる方は、メモリ整合性とBitLockerはオンに戻しておいたほうがいいと思います。オフのままの方は、それこそ自己責任でPCを管理してください。
Windows10も2025年10月14日でサポートが終わるので、これからWindows11にAdobe CS6を入れようとする方も出てくるでしょう。私はAdobe CCの単体プランと併用しています。緩やかにCCに移行していくつもりです。