パスワード管理アプリの移行を考える
こんにちは、フリーイラスト素材を配布しているベジです。
ブログや様々なSNS、ストックイラストサイトなどで活動しているため、パスワードの管理数が3桁を超えています。パスワードを安く管理できる方法はないかと思い、有名な1Passwordの買い切り版に手を出し、8年くらい使っています。
1Passwordも去年 v8 が出て、サブスクオンリーになったようです。1Password 7 を使い続けていたのですが、v8 が出て、サポートを終了したことを知り、乗り換えすることに決めました。
1Passwordに対する不満は特になかったのですが、私は使う機能も限定されていて、それほど高機能は望んでいないため、セキュリティの問題がなく安く簡単に使えるものを候補に考えました。
SafeInCloudとBitwardenはどちらが良い?
まず初めに目に付いたのが、SafeInCloudでした。1Passwordの買い切り版と似ていて、こちらはもっと安い買い切り版。実際に無料版をインストールしてみたところ、2週間は有料版の機能が使えるとのこと。個人利用なので、有料版にするには800円(2023/04/30現在)でした。一度きりの課金で済みます。クラウドストレージはGoogleドライブをメインで使っているため、SafeInCloudのデータベースはGoogleドライブに置くことにしました。
SafeInCloud
Andrei Shcherbakov無料posted withアプリーチ
もう1つ目を付けていたのが、無料版で評判の良いBitwarden。こちらはデータベースをBitwardenのサーバーに置くことになります。いろいろ検索して見ていると、運営会社の情報が乏しいから信用できないとか、自分の使っているクラウドストレージにデータベースを置くことができないから不安とか、様々な意見がありました。Bitwardenは後発で、サービス開始から7年近くしか経っていませんが、Webの7年という年月は十分な気がします。パスワード管理アプリは、ずっと使い続けていくつもりでいるので、買い切りではなく、有料版が安価なサブスクという面も気に入りました。LastPassのような情報流出事件も今のところないようですし、とりあえずは無料版で使い続けてみることにします。
Bitwarden パスワードマネージャー
Bitwarden Inc無料posted withアプリーチ
ということで、現在、SafeInCloudとBitwardenが両方インストールされていますが、Bitwardenの無料版で事足りているので、SafeInCloudは削除しようと思っています。
1Password 7 からデータをエクスポートする方法
Windows版 1Password 7 のメニュー項目を見てみるとインポートはあってもエクスポートの項目が見当たりません。ここでは保存したデータをエクスポートする方法をご紹介します。
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Windows版 1Password 7
[すべてのアイテム]を全選択します。
↓
右クリックすると、ショートカットメニューに[エクスポート…]の項目が出てきます。
↓
インポートしたいパスワード管理アプリに合わせてファイル形式(txt, csv, 1pifのどれか)を選び保存します。
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老舗の1Passwordも捨てがたい
実績や機能など、総合的に考えると老舗の1Passwordも捨てがたいところです。懐に余裕のある方は選択肢の1つとして考えてみてください。ソースネクストで買うと公式サイトよりも安く買えます。
まとめ
パスワード管理アプリをずっと使い続けていくことを考えると、買い切りよりもサブスクのほうが、サポートが切れないですし、アップデートもされるので安心です。データ移行は、エクスポートしたデータを新しいパスワード管理アプリにインポートするだけなので簡単です。SafeInCloudのように初めの2週間は有料版を無料で使えるなどのお試し期間もあるので、皆様もぜひ試してみてください。
それでは、良いインターネットライフを!